古物商の許可がある業者と、ない業者の違い
先に、期待を下げる話から書きます。 古物商の許可は、整備の腕前や、そのお店が信用できるかを示すものではありません。 許可があっても、中身の分からない中古PCを売っている業者はあります。 それでも確かめる意味はあるので、何が分かって何が分からないのかを分けて書きます。
そもそも、なぜ許可が要るのか
中古品を仕入れて売る事業には、公安委員会の許可が要ります。 根拠は古物営業法です。
許可を受けた事業者には、取引の記録を作って残すことが求められます。 誰から、いつ、何を仕入れたか。この記録があるので、 後から「その1台がどこから来たのか」をたどれます。 許可の制度が置かれている理由は、ここにあります。
ですので、許可の有無が効いてくるのは 「その中古PCの出どころが説明できるかどうか」という一点です。 説明できない機体を業務で使うのは、事業所にとって別の心配ごとを抱えることになります。
許可があっても分からないこと
ここを混ぜないでいただきたいのですが、 許可番号からは、次のことは何も分かりません。
| 許可から分かること | 許可では分からないこと |
|---|---|
| 中古品を扱う事業として届け出ている | 整備で何をしているか |
| 取引の記録を残す立場にある | OSをどう入れているか |
| 連絡先と事業者がたどれる | 壊れたときにどう対応するか |
| ― | 何年落ちの機体を仕入れているか |
右の列は、聞かないと出てこないものです。 そこは 「中古PCを買うとき、業者に聞いておきたい5つのこと」に、 当社の答えも並べて書きました。
許可が要らない売り方もあります
「許可が無い=おかしい」ではありません。 個人の方が、自分で使っていたPCを1台手放す。これは古物商の許可が要る話ではありません。 フリマや掲示板で個人から買う場合、相手に許可が無いのは普通のことです。
問題になるのは、事業として継続的に中古PCを仕入れて売っているのに、許可の話が出てこない場合です。 価格の比較については 「中古PC、どこで買うと何が違うのか」に 実際の相場を並べてあります。
確かめ方は、聞くだけです
許可番号は、隠すものではありません。 聞けばその場で答えられるものです。 サイトに出している業者なら、たいていページの下か会社概要にあります。
番号が出てこない、あるいは答えが濁る。 その反応そのものが、判断の材料になります。 番号が本物かどうかを確かめたい場合は、 許可を出した公安委員会(都道府県警察)にお尋ねになれます。
当社の場合
当社は 第631202200014号 で、ご注文をいただいてから条件に合う機体を探して仕入れます。 在庫を先に抱えていないので、取引の記録もそのつど残ります。
整備の中身は 「リファービッシュPCとは」に 7つの工程として全部出しました。 許可番号と整備の中身は、両方そろって初めて意味を持ちます。 片方だけでは、買う側の判断材料になりません。
まとめ
- 中古品を仕入れて売る事業には公安委員会の許可が要ります(古物営業法)
- 許可で分かるのは出どころをたどれること。整備の中身は分かりません
- 個人が自分のPCを手放す場合は、許可の要る話ではありません
- 許可番号は聞けば答えられるもの。濁る反応そのものが材料になります
- 当社は 第631202200014号。全ページの下に出しています
許可番号も整備の中身も、先にお伝えします
どんな機体を、どこから仕入れて、何をしてお渡しするのか。聞かれる前に書いてあります。
いまのPCで足りている場合は、そうお伝えします。
メールでも承ります info@pcnotonari.com(原則2営業日以内にご返信)
注記
古物商許可 第631202200014号は当社の許可番号です。
この記事は、当社が許可を受けて中古PCを扱っている立場からの説明であり、
法令の解釈をお示しするものではありません。
個別の取引が許可の対象になるかどうかは、専門家にご確認いただく項目です。
当サイトでは、商品のご注文・お申込みを受け付けておりません。
表示価格はすべて税抜です。